1975年-1990年

PrintIncrease text size
中枢神経系関連製品を新たなニッチ市場として確立

60年にわたり成長を遂げてきたルンドベックは、多くの部門や製品を抱えたため、その維持は困難になり、事業内容を削減しなければならないことは明らかでした。将来的に当社は、中枢神経系疾患の治療薬の開発、製造、販売のみに力を注ぐことになりました。
ヒュブナーとオラフ・トラーネは、それぞれ4年と違わずにルンドベックを引退しました。どちらも40年以上に及ぶキャリアにおいて、会社の成功の基礎を築きました。しかし、長い歴史を重ねてきたルンドベックには、近代的な変化が求められていました。研究開発部門を引き続き担当するP.V.ピーターセンがその任にあたることになりました。

 

微生物部門、化粧品部門の撤退

ヒュブナーの引退後すぐに、微生物関連の研究から撤退しました。新たな抗生物質を発見する可能性は、宝くじをあてる確率よりも低いものでした。同時に研究プロジェクトの数も大幅に削減され、将来的に最大の利益を生むと予想される分野に力を注ぐことになりました。
これは、化粧品部門と古くからの代理店の閉鎖を意味していました。ルンドベックは、1970年代末までに毛髪染料、デオドランド、日焼けローション部門を売却しました。製菓用エキスやオイル、工業用大型アルミ箔ロール、石鹸製造用機械などの代理店も同じく放棄されたのです。

 

「大掃除」 スプランク-ジャンセンの登場

ルンドベックの「大掃除」は、中枢神経系統関連製薬分野におけるルンドベックの地位向上にすべてのエネルギーを注ぐことにほかなりませんでした。Truxal®、Fluanxol®、Cisordinol®、Saroten®、Noritren®などのオリジナル製剤を擁するルンドベックは、精神疾患で苦しむ人々の生活の質を改善する力があることを実証していきました。当社の目標は、より効果が高く、できるだけ副作用の少ない治療薬を開発することでした。
その実現には多大な努力を必要とし、容易に手に入れられるものではありませんでした。1980年代のルンドベック社の業績は、期待されたものではありませんでした。新薬の開発自体に時間と労力を要するほかに、環境及び衛生改善のための絶え間ない規制強化により、莫大な投資が必要でした。たとえばCipramil®は、15年の開発期間を経てようやく1989年にデンマークで発売されました。2年後、スプランク-ジャンセンが、P.V.ピーターセンに代わって、ルンドベックを率いることになりました。

 

ルンドベック・ジャパン株式会社
〒105-0001東京都港区虎ノ門5-1-4
東都ビル7階
電話: +81 (0)3 5733 8690
FAX: +81 (0)3 5733 8691
infojapan@lundbeck.com
精神科分野でのスペシャリスト ・ 神経科分野での開拓者
利用条件と個人情報の取り扱い